ここぞという時に原作を最も生かしてくれるアニ銀スタッフが大好きです
表情とか重要なところはまんま原作でした。
いつもいつもそうですが、アニ銀はほんとに作り手の中の人達が原作を大事にしてくれてるのがこれでもかという程見てる人間に伝わります。
台詞読むのメンドクサイとかでアニメしか見てない人にも是非見ていただきたいなと思う。銀/魂はアニメ派・原作派と、某動画なんかで流れるコメ見てると特にはっきりと分かれてるようですが、別にアニメの方が好きって人を原作至上主義である私がどうこう言うつもりは無くて、両方知ってるといかにアニ銀スタッフが原作を愛してくれてるのかが伝われば、更にアニメ銀/魂が愛しくなるよっていうね。
今回のこの話が作画間に合わなくっていつもなら２週前には終わってるはずのダビングが放映数日前にやっとできたという経緯も全てはスタッフの空Ｔ愛が成した事だと理解できるからっていうね。
その前にあのおっさん達、よく考えたら無職のまま１年もアニ銀再開の為に裏でひたすら尽力しながら待ってたんだぜ。
シャイのくせにファンの熱を冷まさぬように夜な夜なついった更新しながら。
年単位のデカい仕事は断り続けて。
敢えて長引かない仕事を選びまくって家族の生活を何とか食いつなぎながら。
当然「タイミングが合わなかったから」も表向きで。
そのセリフの前にカッコで（銀/魂再開予定日との）て付け加えると丁度いい。
もうこうなってくるとただの現代版忠臣蔵です、宿敵吉良は居ないけど。
親の敵と変わらないぐらいの執念と覚悟が無けりゃできないよ。
自分の思うとおりに生きるのって難しいし、それが現実にできてる人ってのはほんとに少ないんだよ…
だからこそやり遂げたおっさん達がかっこいいわけで。
所詮束にならないと世の中も動かせないし大した力にもなれないただの1視聴者1読者ですが、私よりは遥かに世の中動かせる実績も可能性もあって関係者に近しいおっさん達の原動力になるのならば、後で勇気振り絞って昨日のアニ銀の感想を日昇公式に投げ込んでこようと思う。ついったに直接感想投げ込むのもいいけどやっぱり第三者の偉い人達の目にも止まる形で伝えておっさん達の努力が外側からも報われればいいなと（笑）
ほんとにソラＴと出会ってくれて有難う
さて、おっさん達への感謝が終わったところでようやく本編の感想を…
多分本誌感想の時にだいたい言いたいことは書いたと思うので、主に動いて喋ってアニメならではの演出萌えについて語ろうと思います。あ、でもだいたいタイピングの勢い任せなので当時の感想と被ってるところとかあると思いますけどちょっとだけ考察とかも入れつつ…(^_^;)その辺はご愛嬌ということで…
女帝・お登勢登場。
何よりこのときのセリフが攘夷4を髣髴とさせるアレ過ぎて胸アツ…！
『向いてる方向はバラバラでも、私達の根っこは一緒だろ？』
ヤクザ（高杉）も、おカマ（ヅラ）も、キャバ嬢（銀さん）も、みんなこの街（国）が好きなだけじゃないかいと。敢えて違うとすれば銀さんはビッチ度からしてキャバ嬢ではなくソープ嬢といったところか←
半分本気な冗談はさておき、このセリフが万事屋と真選組にも当て嵌まるという事は原作中のセリフの中でもソラＴ自身がそのようにこの両者を表現したこともあるくらいで、既に何度か出てきてる関係なわけですよ。
ただ、高杉の真意が銀さん達と同じ方向に向いてるのかどうかが分からないというだけで。
決別が本当に決別なのか、「そうであって欲しくない」という願望だけで疑ってるわけではなく。
これだけ重ねて「根っこは同じ」であることを強調されると、イヤでも
『ただ壊すだけ』の高杉が『何の為に』壊してるのか気にならない方がおかしい。だってあいつらも松陽畑で育って同じ根っこに繋がってた幼馴染みだもの。贔屓目じゃなくてもお杉の「裏」を探りたくなります。
こうなってくるとただ「かつて自分の率いていた鬼兵隊を幕府の寝返りによって失った恨み」なんていうちっぽけな理由はもってのほか、「先生を奪った幕府が許せない」というのも本当かどうかは怪しいとさえ思えてきました。
天人にいいように利用されている今の幕府を実質的国の権力者である春雨ごと叩き潰すつもりで神威（現春雨トップ）に近付いたとも取れます。
高杉の立場上、幕吏全員斬り殺す事はできたとしても内部に潜入して天人との繋がりの詳細を探るような真似はできないでしょうし、今の幕府を潰しても、『腐った世の中』になってしまった原因にあたる天人排除にまでは至らないでしょうから。
「全て」壊すというからには幕府「だけ」だとはとうてい思えないので。
神威との接触だって、ただの祭好きの酔狂で行動を共にするには余りにもリスクが高い上に理由がぼんやりとし過ぎてて。何を気まぐれ装ってんだよコノヤローと。お前100％計算だっただろうと。
神威が高杉の真意を警戒する気が無さそうなのは、単純に敵に回ったらその時点で殺せばいいと、ごく軽い調子で思ってるからじゃないのかなと思います。実際やろうと思えばできる実力もある。生身の人間よりは断然夜兎有利でしょうから。
というわけで神威の方は単なる好奇心だと思います。高杉が自分のとっておきのオカズ（←これ何回聞いてもただのＢＬ）である銀髪のお侍さんを良く知る者であることは高杉の銀時熟知自慢で少なくとも分かったでしょうし（笑）
ただ本当の意味で生死をかけた神威ＶＳ高杉になった時、そこで高杉側に銀さん（＆坂本＆ヅラ）参戦すれば高杉完全勝利フラグでしょうけど。現代で４人揃う日がすぐそこに…!!
そしてそれを来年開催の攘夷オンリー（←あ、開催おめでとうございます！）（後でここにもリンク貼ります）に原作が合わせて来た日にゃあもう感無量の涙で溺れ死んでもいい
現代の姿でリアルバクチダンサーですよ！４人背中合わせですよ！！心臓止まらないか今から心配でね！！よし、もう腹くくった、思う存分ころしてくれ！俺の心臓はココだーーーーーーーーーー！！！
とか考えた日には。
や…
やっべええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ自分で言ってみたけど超見てええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ！！！！！！でもマジでそうなるんじゃないのコレこの先どうなの！？その伏線で今回モッさん再登場で３人のＪＯＹ時代の絆出してきたんじゃないのどうなの？どうなのソラＴ！！！！？？？？
あれ？いつの間にか本誌の話に…
脱線すんません自分の妄想で滾るなんて良くある事過ぎて
さあ、私の脳内の高杉とヅラが
『（高杉） 約束は果たした…俺ァ全て壊したぜ…、 後はお前の好きなように変えればいいさ…』『（ヅラ） た…高杉…！お前、まさか最初からそのつもりで!! …高杉？ 高杉…っ、たかすぎいいいいいいいいいい！！！』 ﾁｰﾝ
みたいなクソ妄想会話をおっ始める前にアニ銀感想に戻ろう。 ←yama的ＪＯＹあるあるその1。ＪＯＹあるあるその2も近々公開予定（笑）
いつものアバンの前から戦闘シーンねじ込んでくるあたり本気としか思えない…！
そして作画は関係者のツイート通り、佐藤さんでした。うっ、動きすぎ…！（感動）
やっぱりかってぐらいに作画も外注ありきでした（ボンズって！ボンズって！！）
銀さんと次郎長の共闘中に一瞬見えるアップの銀さんがふつくしすぎてだな…！
あの戦闘シーン、師弟編で地雷亜と戦った時の如く、アニメ独特の動き演出で飾ってくるのかなと思いきやしっかり原作のコマの動き重視な、これでもかっていうほどのがっつりアナログ動線で！
それがまた凄く良い！
元々ソラＴの漫画自体が、それこそジ〇リとかでよく出されてるフィルムブックの如く、誰のどの部分がどっちを向いていて次にその動きをするのかというのが集中線や効果線や擬音によって誤魔化されることなく明確で、頭の中に湧いた映像をそのまま書き出して絵コンテ化してるんだろうなという状態なので、特にアニメで動きをつける時に動きを変える必要ないんだろうなと思います。
頭の中にあるカメラワークが元々センス抜群なんだよあの人…そこが天才
昔から沢山ドラマや映画や舞台を見てきた人ってのは、本を読んでも頭に浮かぶ情景が豊かでそうでない人に比べると同じシーンでも見てる視点が違うんだろうなと思うのですが、その差をまざまざと見せつける男、それがソラＴであると…！
原作でも2訓の冒頭や火消しの辰巳の回なんかは、完全にコマ割超キバってますって感じだったけど（笑）、回を追うごとに技術を感じさせない魅せ方をする人だなあとつくづく思いました。
『この人、今までのは全部計算だ…！コイツ…漫画描くの超上手ェ…！！ｷｭﾋﾟｰﾝ（←仮にもプロの漫画家に対して超失礼な昔の自分 笑）』って気付いたその決定打は何を隠そうあの紅桜篇でしたが。
ごめんソラＴ…その才能に気付くまでにエラい時間かかったぜ…
あんだけアニメで動きあるシーンなのにそれがほぼ原作のコマ割り通りの視点で構成できるってほんとすごいことだと思いますよ。
銀さんが足を刺されて転んで床に仰向けに寝転がったまま天人二人を相手に応戦して脇腹ぶっ刺されるのも、次郎長の刀を首で受け止めたまま、後ろの仲間に左肩に一太刀浴びせさせた天人も、その戦いの合間に割って入れてきた銀さんと次郎長の表情アップ静止画だって、全部原作のコマ割りどおり、演出どおりなんですよ。表情ですら補正無しで全くの原作どおりで…！コミックス35巻がお手元にある方は、是非見比べてみてください！
足す必要なんてどこにも無いという、そのアニスタの原作への敬愛具合がこれでもかとそこに籠められててですね…！
私そこで号泣（早ェえ！！笑）
華陀の城の背景も、吉原レベルに気合の入った豪華な装飾の室内で、かと思いきや薄暗くて不気味な感じもしっかり漂わせてて！
血の量も一切自重無しですよ！！いつもの下ネタとは違う方向でＲ指定で。でもそこも忠実で。
ＢＰＯと真っ向対決することになっても原作を忠実に表現したいと思ってくれてる職人魂がほんとたまらんです。
あと辰五郎の歩き方。
十手片手に紫煙燻らせ～のところの後姿回想シーン。
あの辰五郎の歩き方と今期ＯＰの銀さんの歩き方をここで合わせてくるだなんて誰が想像できただろうか！！！！！！！鳥肌がスタンディングオベーションですよ！！！
つーかそれ見てるお登勢さんの気持ちとか妄想したら本一冊出せるわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ！！！！！（萌）
ふっさん ちょ、マジかァァァァァァ！！！！
ただの声ちっちぇえオッサンじゃ無かったよアイツちくしょううううううううううううう同じ地元民であることを心から誇りに思うわ！！！記念碑とか用意できないけど！！
てゆーかほんと家探してぇぇぇぇ！！出会いてぇぇぇぇ！！（笑）
銀/魂の魅力の一つである声優さんの迫真の演技も、今回は凄まじかったです…！
アニ銀感想で毎週のように叫んでた次郎長も然ることながら、回想や後半のお登勢さんと次郎長の二人の静かな会話、ピラ子の週またぎの心情の変化に合わせた声音の変化、万事屋３人のシリアスな会話。どれをとっても実力出し切らなかったら一気に浮くというハイレベルな演技を要求されるシーンばかりで。
レギュラー陣も凄かったけど、今回の重要な役どころで呼ばれたゲスト出演の役者さんの本領が発揮されまくってたなと。
ベテランさん程銀/魂出たがる（＝新たなトビラを開きたがる 笑）と聞いてはいたけど、今回ので今後更にそう思ってもらえるようなアニメになったんじゃないかと思いました。
やり甲斐ありすぎるだろうコレ！！
ピラ子が銀さんと次郎長の対決に駆けつけた時の
「オヤジィィィィ！！」の第一声とか、アレ以上は無いよ。神がかってた。
ピラ子が落とし前つけにきて万事屋三人登場した後、神楽がビッチがあああと叫んだ後の、銀さんの「だそうだ」の言い方も好き過ぎて。
かぶきキャッツの時の完全にアウトなＢＧＭも、西郷さんのふんどし（しかも前）に入ってたケータイにもツッコミ忘れる程にシリアスシーンの神具合が尋常じゃなくてですね（笑）
号泣したの呼び声高い最後のエンドロールを被せてくる演出も、
あれもうただの劇場版じゃねーか！！て世の中でどれだけ叫ばれたんだろうとか。
エリ男もついったで言ってましたが、今までは総集編画像に歌フルのパターンで、今までも（特に紅桜篇とか…言わなかったけどラーメンこのして捨てたの後の銀色の空はエンドロールでその後の銀さん達の穏やかでユルい日常を延々とバックに流して欲しかった派）エンドロール仕立てにして欲しいのは山々でしたが、どうせ（っていったら言い方悪いけど…すんません）総集編画像で来るんだろうなと思ってたのでここでの裏切りはこの長編が他のどれとも違うものだと主張しているようで嬉しかったです！
今後の銀/魂の長編シリアスのハードルが上がり過ぎて心配になる程に原作からして四天王篇が良かったので。ほんとこれ以上この人たちの絆を深く描くのは不可能だわ。どうするつもりなんだろうソラＴ。それ程素晴らしかったよ…
最後の父娘愛のシーンも、
憎いぐらいにたっぷり溜めた後の次郎長の「ただいま」がさあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああうわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああほんと幸せになれよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！！！普通のそこらへんに居る父とトシゴロの娘に戻って元気でやってくれよおおおおおおおおおおおおおおおおお！！！！！
ほんと個人的にも色々おもうところがあるのでこの長編は精神的に堪えるわ！！何度見ても涙止まらなくなるからマジカンベン！！
ラストの紅花園、
紅花について少し調べてみたらまたソラＴマジック（偶然を呼ぶ奇跡）発動。
別名：末摘花（すえつむはな）
花言葉：包容力
ですってよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！！！！！！
包容力！！その一言に尽きるよ！マジで！！
絶対偶然だろうけどな！
賞賛の言葉しか出てこないです。信者万歳！！
まだ何かあった気がするけど、また思い出したら追記しにくる！！
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