一回目はストーリー掌握するのに一生懸命で、涙腺崩壊してボロ泣きしたのはさっちゃんとお妙さんの病室のやりとり。それ以外はうるうるすることがあったとしてもまだ我慢できてました。
二回目観た時に感じた、『アニメ銀/魂が完結してしまった事に対する実感』みたいなものはまだ薄くて、頭の中を整理しながら観るという事務処理に追われてたのもあって今思えば割と冷静。
ただ二回目観に行った時はほんとにヤバかった。
二回目の時はちょうど舞台挨拶の回で、私の隣のソロ活動で来てらっしゃった(笑)見ず知らずの女性が、もう、それはもう、最後見終わって劇場が明るくなってからも一向に嗚咽が止まらず、完全に泣き声として外部に発せられてしまってるのを見て(泣きじゃくってると言っても過言ではないくらいに)貰い泣きしたのもありましたが、(どれだけワタシは貴方のその姿を見て背中をさすってあげたかったことか!!頭を撫でてあげたかったことか!!大人の女をあんなにグズグズのボロボロになるまで泣かせるアニ銀とソラTどんだけえええええええええ!!!)これだけはハッキリ言える。
1回目より2回目の方が断然泣ける。
観れば観るほど泣き所は増えるし、回数を重ねる毎にえっそこで!?ていうタイミングで込み上げてくる何かがある。
ストーリーをざっとまとめると、銀さんがタイムマシンで自分の死語の世界に飛ばされ、そこで出会った神楽と新八は自分の死が原因で喧嘩別れし、ギクシャクしていたけど何とか万事屋として再結成させて調べていくうちに、自分が死んだ理由も未来崩壊している理由も、「えんみ」と呼ばれる天人が用いた、ナノマシンと呼ばれる殺人ウイルスが原因であると判明。
未来にその時のえんみの生き残りが居ることが判明して必死になって探しまくり、ようやく居所が掴めて本人を追い詰めたと思ったら、15年前の攘夷戦争時代、自分が戦でそのえんみを根絶やしにした時に受けた傷口にウイルスが根付いて侵食されていたのが大元の原因で、そこから世界に広がっていったのが原因、つまり自分が生き残っていたことが原因だと知り、更にえんみの纏っていた包帯を解いて正体を暴いてみたら未来の自分、坂田銀時であったと。
現代の銀さんを未来に呼びよせる為のタイムマシンの制作を源外さんに頼んだのも、えんみに完全に精神も体も乗っ取られて自分じゃなくなる前に手を打とうとした未来の銀さんであり、自分に自分を殺させることでしか解決できないと悟ったが故の行動であったと。
そして更に大事なことは、自分が呼び寄せた現代の銀さんに、もう一度過去に飛んで貰って、白夜叉がえんみを根絶やしにした後、まだその身に殺人ウイルスを宿されたばかりで、ウイルスが人間のDNAを読み取り、学習・進化していく前に、過去の自分も殺してくるように伝える事であったと…。
つまり、過去を消すということは現代の自分も、更に未来の自分も、この世に存在していたという事すら無くなってしまうということで。誰の記憶にも残らないということで。そうすることでしか未来を護れないなら躊躇なしに自分を消そうと考えるところは何一つ変わらない銀さん。人を救う為ならどこまでも可能性を求めて誰よりも諦めずに向き合う人なのに(自らを消そうとしたおびわん兄様の時を思い出しつつ)
もちろんそんな時に坂田銀時がとる行動は一つ。
例え自分の大切な人の記憶から自分が消え去っても、自分がその大切な人を覚えている限りは、「なかった事にはならねーよ」と。「また会えるさ」「オメーらだけは俺のこと、忘れないで居てくれよな」
と。(;ω;)
未来の自分を倒した直後、またタイムマシンで過去に飛ぶ直前に、万事屋として臨時再結成した二人がせっかくまた会えたのに行かないでくれと引きとめるけれど、二人に出来うる限りの優しい嘘と本心を伝えて、過去へと旅立ち、白夜叉がえんみと出会う直前の戦場に降り立つも、いざ発見して背後から心臓ひと突きにしたと思ったら、白夜叉コスしたただのマダオだったと。よくよく聞いてみれば
銀さんの過去改変のお陰で助かった未来から、今度は現代の銀さんを助ける為にみんなで乗り込んで来ちゃった♪めんごー☆だからこの際一緒に天人ぶっ倒しちゃおうゼ! てことであったと。
あと、大事なとこなのにうろ覚えで、もう一度観に行ったらちゃんと注目しようと思ってるところが、タイムマシンと共に過去に飛んだ時にマシンが言った一言が「片道切符分のパワーしかないから貴方はもうどこにも帰れない」ていうくだり、あそこで銀さんがマシンに三位一体フィルムを返して、伝えといてくれって言いますよね?アレは銀さんを抱えては帰れないってこと?タイムマシン一人だったらまだ未来へ帰る余力はあるってことなの?覚えてない… (もう一度観に行けってことですよね分かります)
ボロッボロになりながらも、未来の、銀さんという存在が消える直前で、スナックお登勢の前で泣き崩れる万事屋二人の前に銀さんのフィルム持って現れるじゃないですか。悲しくて泣いてたはずの二人が、目の前にあったはずのフィルムも徐々に薄れていって、それで何故泣いてたかも分からなくなってしまったあのシーン。
あの後二人に銀さんの言葉を伝え、そこから完全に記憶から存在しなくなってしまっていた土方たちが、銀さんを思い出して救出に向かうまでの。
たまにまでハナク…装置をつけて、見た目がガンタン〇に見えるようにしていたのは一体誰の指示なんでしょうか?
二回目観た時に気付いたのですが、たまがからくりなのに見た目からものっそい変わってたのも初回上映の時はただのギャグの三段オチだと思ってたら、しっかり銀さんと同じ装置がね。額についてたのでね。
やっぱり考えすぎかな?
元からある機動装置と捉えたほうがいいのでしょうか。
私は、たぬきじじいときつねババアのあの二人が『現代から来た銀時のピンチ』に備えて隠し持ってたバックアップだと信じたい。
あ、あらすじさっとおさらいのつもりが間に私情考察を挟んですいませんでした^ワ^;続きつづき!
そんなむちゃくちゃでとんでもない事したら自分達の存在が過去や現在や未来でちゃんと存在してまたみんなが同じく出会えるかどうかなんて誰にも分からなくなるんだけど、それでも俺達がこれ以上何度もお前を独りにするわけねーだろバカヤロー!未来がどうとか考える前にもう来ちまったんだよ知るか、どこで何してようが必ずお前を見つけ出して無理矢理にでも出会うわボケ先の事なんか心配してんじゃねェよ柄でもねぇ!!! みたいな事ですよね。
で、全員過去を大幅に改変したことで未来が変わってしまって、過去のしろやしゃ銀さんがえんみに出会う前に仕留めちゃったが故に、未来から過去に来る理由(銀さんを助けるという)自体が無くていいものになってしまい、あんな感じで消えていき、銀さんも未来や過去を行き来する理由がなくなっちゃったからあの場から消え、新八はゴリラ原作者のオチの為犠牲になったということでよろしいか。バクショウ
全然要約じゃねーや、クソ長いわ。!!!!\(^o^)/
攘夷sの存在だけが私の中でまだ不確かというか、整理がつかない部分で、それは状況証拠としてあのシーンでの必要性を証明するものではなく漫画的表現として受け止めればいいのかどうかというところなのですが…;
現在(カコ)に積み上げてきたものが未来(5年後)を救ったように、攘夷時代(カコ)が現在(イマ)の銀さんを手助けしたと、そういう捉え方で納得してもいいのかな…? 過去の出会いがあったからこそ、現在があると。木の幹がイマの出会いの大元を司る松陽先生だとして、そこから伸びて別れる枝の根元がJOYsであり、更に伸びたその先が万事屋であり、そこから更に真選組やかぶき町の住人たちと繋っていて、同じ世界に生きてると。
時を経て支えあう相手が変わってしまったけれど、その一緒に過ごした時代がなければお互いが現在それぞれ護ったり壊したりしようとしてる小さな世界も存在しないんだという究極の比喩表現として捉えてもいいのかな…
なんかほかに説明がつく理由をお持ちの方は是非あの時に現れた幻のような攘夷の登場理由をメルフォか拍手かついったのDMで教えて頂きたく…!是非この脆弱な脳しか持ち合わせていない私にも!!!
話の筋としては(私の解釈の範疇ででの話ですが)こんなもんかなと。
で、こっからが妄想なわけですが…
やべーよ長げーよ終わる気がしねーよ…
エンドクレジット後にもう一度TV版かのような演出方法でprayがかかって、今まで放映してきた話のワンシーンが切り取られてスクリーンに映し出されたわけですが、作り手であるえりおっさんがついったで『もう何度も、何十回も編集作業で劇場版は見てるけど、毎回最後のところで泣いてしまう』と呟いていたのはココであろうとおもうわけです。
やっぱり、私達以上に深く近いところで関わっていた人ですから、カット見ただけで思い出す何かも多いと思うわけですよ。あ、このシーンの収録、スーツで見てたなとか…笑(スーツで収録に来てる日はどっかの偉い人に謝ってから来ている日 S田、談)(もしくはこれから収録終わりで謝りに行く日 S口、談)
アニメの堂々たる最終回を劇場で見ている、という実感が沸くのは、きっとこのあと何回も観に行って、これでアニ銀としては最後なんだと自分が思えた時でしょうけど、未だ私にとっては只のソラT原作・劇場版銀/魂を見ている気持ちのほうが大きいし、prayと共に流れるアニメのカットで泣ける程アニ銀に対して『これで本当にテレビアニメとしての銀/魂は一区切りしてしまったんだ』と受け入れることがこの先も出来ないと思うので、この先待つことを諦めない限り、この劇場版がDVDやブルーレイになってまた家で見たとしてもきっとそこで泣くことはないと思います。
でもその後に待ってた、
本当に一番最後にスクリーンに映し出された万事屋の日常は号泣でしたけどね…!!
ほんっま忙しいわなにこの映画!!(笑)
あの三人の、仕事前の朝のやりとり、玄関を騒がしく3人プラス1匹で出て行く日常…!今キーボードを忙しなく打ってる最中にも涙が止まらなくなってまさに号泣しながらこれ打ってますが、過去を大幅に改変して、会えるかどうか分からない未来になったはずが、そこにはちゃんと三位一体フィルムが重ねて置かれていて。
ちゃんとその後、皆出会えたんだねって。
良かったねって…!!!!!
うおおおおおおおおおおおおおおもうダメだあああああ顎に伝った涙がそのまま下にある股間に落ちて軽い尿漏れみたいになってるううううううう幼稚園に迎えに行く前に着替えるうううううううう(いい話が台無し)
そしてこの完結篇のエピソードが直接テレビアニメ銀/魂の最初、『天然パーマに悪い奴はいない』に続いて、映画のエンドクレジット後、本当のラストに出てきた万事屋の日常が原作の『今』に繋がってるんでしょそうなんでしょ!??と思うと、
もう、胸が熱くて苦しくて涙が止まらなくて、今までにあった話の中でも何度も何度もセリフ自体は変わっているけれども、意味はいつでも一つで、何度も形を変えて出てきた銀さんの言葉が、一気に蘇ってきて枕が乾く暇がない!!!!!!!
さあ、みんなで思い出そう。今回の劇場版のテーマと今までの原作の共通項を!!
俺ァ 人間って奴ァもっとマシな生き物だと思いてーよ
ぼけようが 頭が吹っ飛ぼうが 胸の真ん中にぶっささった記憶は
魂に刻んだ記憶は何があっても消えねーって
※56訓
本当に大事な記憶ってなァ
何回電源切ろうがブレーカーおちようが 飛ばねーよ
※143訓
ここだけでもすでに相当うがああああああってなってるにも関わらず、原作はその後もたたみかけるわけですよ…
消せるもんなら消してみろ
我等が胸に刻まれしは侍(なかま)と共に戦った鋼の記憶
魂に突き立つこの銀の剣(つるぎ)
折れるもんなら折ってみやがれい
※378訓
ハイみんなが銀さんの気持ちと一つになったァァァァ!!!
ちゃんとレスポンスきたァァァァ!!
どうすんのよ、これどうすんのよ!!!
興奮するじゃないのヨォォォォォ!!!
ハア…ハァ…ハァ…!
全てはあの完結版映画が原作の1話に続く正真正銘の銀/魂0巻だったならと、銀/魂ビギニングだったならと、そう仮定したならばの話ですけど、上の例には挙げてない花火師のじじいとばばあの話なんかも含めて、何度も本誌の中に登場した『魂に刻み込まれた記憶は決して消える事は無い』というのがテーマになっていたお話全てがこの映画のフリになってるという実際の集大成っぷりがもの凄いなと。
アニメ銀/魂の最期だと、原作とは別物としておきながら、スピンオフのように本編(原作)を知らなくても何にも影響しないように作られているわけでもなく、受け取り方によってはアニメと一蓮托生、原作との絡まりあい方がもの凄く雁字搦めでですね…!!!!!!!
全然最後じゃねーじゃん。おもっきり原作に話が繋がってるじゃん。
とにかくみんな気付いてると思うけど
そらちって天才だよね。
もうその一言に尽きる。
あ、どうしよう…ストーリーを冷静に整理するだけ(←ツッこまんといて…本人は本気で冷静に整理したと思ってるからねこれでもね…^ワ^)でこんなことになってしまって、まだ各地に散りばめられた萌えポイントとかに到底追いついてないや…
腐っている方面に関してもたくさん、ほんとにたくさん、有りに有ってどうしようもないというのに全然いきつけてないわ…
現状ディ/ストラク/ションだって、最初に聞いた時には『なんという坂田銀時…!!』と思って鬼リピしてたけど、映画見終わった後に聞くとこれ…ただの〇〇→銀さんやん…? てなってて驚愕している…
未来でみんなの記憶が薄れて消えてしまった後に、たまのデータによってその大事な記憶を取り戻したみんなが過去まで銀さんを助けに行く時の心情が詞に乗ってるとしか…(;ω;)
未来の銀さんが、5年間、ずっと一人で、誰にも会うことができずに、誰にも言えずに、自分を殺しに来る過去の自分を待ち続けてたことをずっと知らずに生きてきた自分達を未来の新八や神楽はどれだけ責めただろうと。
「俺はいったい 何してんだ?」 が、新八の心の中の声に聞こえてきてヤバい。
「(あの人が全部抱えて護ってくれた、あの人の居ない世界である)ココにいったい何があんだ?」とか。
自分に都合よく意訳していくと果てしない。
「僕らに大事なものはいくつもないさ」とか。
「こんなモノ(一番大事な人がいない未来)なんていらない」とか。
「うまく笑えない 愛されちゃいない (でもアンタは)その方がいい それくらいでいい」とか。
最初は「うまく笑えない~」の部分は銀さんの自虐的な心情と思ってたことも、映画を見終わってから新八や神楽、その他真選組の連中の心情に置き換えて考えだしたらもうたまらんのですよ。なにこれ奥深い。(妄想乙)
全員が銀さんをどれだけ大事に思ってるのかが詰まっていて、誰目線であろうともいきつく対象が『銀さん』であると、そんな風に感じてからはもう、いろんな意味で鬼リピしてます。
銀さんも昔、自分達を護る為に一人で全てを抱えて死んでいった松陽先生と同じように、『すぐに帰って来るから』『また会えるから』とその場でできる最大限の優しい嘘を吐いて、自分を消す旅に出たはずだったのに、同じ事をしようとしたはずなのに、結局は松陽先生を取り返せなかった自分と違って神楽と新八は自分の全てを救ってくれたわけで…
現実を突きつけられて諦めた自分と、現実を突きつけられても諦めずに時空を越えてまでずっと追いかけ続けてくれた二人とを比べて色々考えることがあるだろうなと思います。
自分が若かりし頃、同じような強さがあったならと二人を見ながら悔いる気持ちだってまだあると思います。
おびわん兄様の話の時だって、あの二人と長く年月を過ごす事によって影響を受けた銀さんが、二人から学んだ経験を活かしてあんな風になりふり構わず助けようとしたんだと思うので。今の銀さんの強さはあの二人の傍で培われたものですよね(;ω;) アッそういやあの話も今回の映画のテーマに絡n(ry
いや…あの、
まだ映画のストーリーなぞるしかできてないんだけど(白目)
すいません…まだ続きます…
もっと細かい映像の演出とかそういうところについて色々考察していきたい…吐き出したい…
---------------------------------------------------------------------------
エリすわあああああああん!!!!ソレダァァァァァァァァァァァ!!!!!(考察コメありがとうございます!そうです!聞いた時のひらめき度ハンパなかったです!!)
映画見て来ました3回目
そしてやっぱり過去に飛んだ時は『片道のエネルギーしかない』って言ってたね!!
てことは、ずっとたまはタイムマシンとして15年間、未来が銀さんの手によって救われて、新八と神楽の中から銀さんのデータが消えるまで待ち続けててあの月日が経ったボロボロの風体で現れたってことね!!!!たまああああああああああああ(;ω;)
『やっと未来を救う為ではなく貴方を救う為に動ける』ってことは、一番最初の映画泥棒のくだりからずっと中の人はたまだったの?一応事情把握は壊れたタイムマシンを修理した時にたまと差し替えたんだとしてもデータとしてインプットは可能だとは思うけど… あの口ぶりでは最初からっぽいですよね…?
ああもうそのへんごちゃごちゃするから分からん…!
一応タマタンクと時間泥棒が鉢合わせするのはお登勢さんのお店の中だけど、同じ時代に二人はマズいからタマタンクに見えるようにハナク…装置をたまにもつけてたのかな? でもその場合はタマタンクの方が『異物扱い』されてるってことだから、銀さんと同じ現代から未来に先に連れてきて説明しとかないと成立しないな…
物語の大筋にはたまの設定がどうなろうが関係ないのでそこまで仮説立ててたまも現代から呼び寄せられてた説を検証することはないんだけども…うーん…
なんせ300Pのネームを『大幅カット』らしいので、そこカットした部分なんだとしたら分からなくて当然なんだけど\(^o^)/
現代たまは、未来たまが時間泥棒の中に入って不在になる代わりに連れて来られた身代わりってことでいいかな…?マダオの変貌ぶり見たら他の人がどんだけ変わってたってたぶんツッこまれないよね、たとえたまたんくになってもね^ワ^ そういうことにしておこう!

PR